閲覧注意!その1
「閲覧注意!」って書いてあるとつい見ちゃいますよね。
禁止されると、逆にやりたくなる。この心理をカリギュラ効果って言うらしいです。
こういった人の心理を突いた「つかみ」は戯曲において切り離せない大切な要素です。
そして戯曲の中でも初めに掴めるかどうかはタイトルにかかっています。
今日はその魅力的なタイトルの付け方について。
あくまで僕個人の中でのルールです。
長々と書くのが嫌なので、2回に分けて書きます。
意味を矛盾させる
まずは「意味を矛盾させる」。
『図書館戦争』はまさにそれだと思うのですが、「図書館」という静かなものと騒々しい「戦争」を掛け合わせることで、魅力的なタイトルになっています。
僕の作品で例を挙げると、『殺さない殺し屋』です。前半で否定し、後半で肯定することで、「どゆこと!?」と思わせることができます。
この「思わせる」ことができるかが重要だと思います。
1番避けたいのは無関心であることなので。
もじる
例えば高校演劇において有名な『七人の部長』は『七人の侍』。
僕の作品では『竹取物語』をもじった『竹狩物語』。
皆が知っているイメージを元に、「どういう作品なんだ?」と想像を膨らませることができます。
長いタイトル
これ、僕はまだ好きになれていなくて使ったことはないのですが。
最近は長いタイトルがある種の流行りになっているらしいです。
テレビドラマも、ライトノベルも、その他諸々、確かに長いタイトルは多いですね。
目を引くというメリットはありますが、これだけ増えた今、そのメリットは機能していないように思います。
また、覚えられず、大抵現場では略されます(笑)。
ひとまず前半は以上です。
後半はタイトルリンクの話などもできればと思います。
それでは。
おわりっ!
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