戯曲No.10 ぼくらのこえを
登場人物:11人(セリフありは内9人)
[男:2人 / 女:9人 / どちらでも:0人]
上演時間:55~60分
ジャンル:シリアス 青春
あらすじ:舞台はとある高校の保健室。広報委員の男子高校生、佐藤進は『学校だより』を書くため、ネタを探しに保健室へやって来る。そこにいたのは格好付けのチャラメガネやトランプでピラミッドをひたすら作り続ける女子生徒、おにぎりをこよなく愛する不思議ちゃんや、やけにテンションの高い師弟ギャルコンビ、悩みを抱えた新米教師や自称美人で優しい保健室の先生!? そして進は、とある計画に巻き込まれていく…。
作品のポイント:処女作にして、2011年第64回中部日本高等学校演劇大会 三重大会において、名古屋ペンクラブ賞を受賞した作品。「自分が役者の立場になったときにやりがいのある配役でありたい」という思いから、全登場人物がほぼ同じセリフ量になるよう、群像劇という形式を選びました。何週間も構成を練ることに時間を費やし、各登場人物の出ハケとセリフの順番は今見ても緻密に組まれています。やや時代を感じさせる会話の内容になっておりますので、今上演するのであれば、脚色をしていただいた方がより良くなると思います。
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