戯曲No.13 鏡の掟
登場人物:4人
[男:1人 / 女:0人 / どちらでも:3人]
上演時間:15~20分
ジャンル:コメディ ファンタジー
あらすじ:世界で一番美しいのは白雪姫――女王様は怒り、「白雪姫を殺して心臓を持ってこい」と猟師に命じる。しかし、猟師は殺人を犯すことへの罪悪感から思い悩み、城のとある部屋を訪ねる。そこには3枚の鏡がおり、「美しいのは白雪姫」であることは多数決で決まっていたことを猟師は知る。3枚の鏡の結論に異議を申し立てた猟師は、「美しいのは女王様」にしてほしいと頼み始める。果たして無事、猟師は白雪姫を殺さずに済むのか?そして、裏で糸を引く黒幕の正体とは?童話『白雪姫』を元にしたオリジナルサイドストーリー。
作品のポイント:「鏡よ鏡よ鏡さん。世界で一番美しいのは誰?」「白雪姫です。」「え、どうして?」となぜ女王様は聞かなかったのか。そんな素朴な疑問から生まれた物語です。ぼかしておけば良い童話に対して、あえて論理的な説明を求めることで、また違った切り口からアプローチしてみました。誰もが知っている童話がベースとなるため、演劇初心者の方にも楽しんでいただけます。また、登場人物の性別を特に固める必要がないため、役者の男女比にも柔軟に対応することができます。一人称についても「私」を「僕」に代えるなどしていただいて構いません。ご自由にお使い下さいませ。
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