『「物語」の組み立て方入門5つのテンプレート』を読んで
みつむらです。
久しぶりの雑記です。
今日は久しぶりに本を読みましたので、その感想です。
今後は、本の感想についても書いていこうと思います。
テンプレートがほしい
僕は日頃から、安定した質の作品を創るには決められたテンプレートが必要だ、と考えています。テンプレートがあることで制作時間を明確にし、無駄な時間を省くこともできます。また、執筆依頼が来た場合はテンプレートにより一定の面白さを提供することもできます。
まだ趣味で書く分にはいくら時間をかけても良いのですが、今後もし執筆の依頼が来た際にはこうしたテンプレートがあることで「安定した速さ」と「安定した質」を実現します。
テンプレートは流れが決まりきっている分、目新しさに乏しくなるのが難点ではありますが…。
僕も累計で(2018年7月現在)30本ほど作品を書きました。
何本も書けば、自ずと「こう書けばいいな」というのが見えてきて、自分で意識せずとも登場人物が物語を転がしていってくれる…なんてこともあるんですが。
自分の中のテンプレートを整理したい、新しい書き方を見つけたいという思いから今回、『「物語」の組み立て方入門5つのテンプレート』を読みました。
感想
読みやすい文体で、文字量もそれほど多くなく、あっさり読み進められました。
表紙のイラストも個人的には好きです。
紹介されているテンプレートはディザスターもの、ラブコメ、ヒーローもの、バディもの、サクセスストーリーの5つです。各章にアイディア100と題したネタが掲載されており、これを眺めるだけでも結構良い刺激になるのでは、と思います。
特に僕がハッとしたのは「バディものの両者の価値観が対立する組み合わせアイディア100」です。ここを読めば、何本か書けてしまうんじゃないの?と思いました。
最後の方では演出の仕方について述べられており、ミステリーの作り方についても触れられていました。これはミステリーというジャンルを書く・書かないに関わらず、面白い物語を書こうと考えている方にとっては大切な基本にあたるかと思います。
次は第1弾を
実は、本書はシリーズ第2弾で、第1弾の方は「基本はさすがに読んでも得るものないかなぁ」と考えて、読んでいませんでした。
最後に触れられたミステリーの書き方について第1弾で詳しく書かれているとのことですので、早速買ってきます。
アイディア100のところだけは行き詰った際に読んで、ヒントを得られると思うので、手元に置いておきたい1冊です。
また第1弾についても、書けそうならここに書きますので。
この辺で。
おわりっ!
みつむら
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