成功を保証します~学内向け公演を成功させるための作戦7選~

みつむらです。

昨年に引き続き、某高校様から執筆依頼をいただき、学内向け公演が必ず成功する演出をいくつか見つけましたので、備忘録も兼ねてこちらに記載しておきます。

成功した実績もありますので、他校様でご利用いただいても充分生かせるかと思います。


前提として、ここで言う「成功」とは公演後に何らかの反響があったことや公演時に観客から「笑い」「歓声」といったリアクションがあることを指します。


1.おとぎ話をベースにした創作脚本を上演する

学内向けの場合、観劇する学生の皆さんは演劇初心者です。


ただでさえ観劇するのに高いお金を払わなければならず、身近ではない演劇はハードルが高く、とっつきにくいと思われがち…ではないかなというのは僕個人の見解です。


したがって、ロミオとジュリエットやハムレットといった古典演劇よりもお客さんにとって身近な誰もが聞いたことのあるおとぎ話のパロディであれば、感情移入もしやすく、懐かしみながら観ることができるのではないか、と思うのです。



2.先生に役者として参加していただく

何が1番ウケるか。それは「身内ネタ」です。


普段は厳しい先生が舞台上でひょうきんな役を演じていたら面白いですよね。

先生もお忙しいですから、ゲスト出演の扱いで、台詞は一言、二言で10秒だけ出演でも大丈夫です。

充分客席は沸きます。



3.ダンスを取り入れる

ただ役者が台詞を話すだけではなく、絵的にも映えるダンスを劇中に取り入れてみるのはいかがでしょうか。


勿論、脈絡もなしに踊らせるのはご都合主義ですから、話の展開として違和感がなければですが…。

今の世の中には大量の情報が溢れており、それらを瞬時に処理していかなければなりません。

だから今の学生は短い時間で目を引くものに魅力を感じる傾向にあるように思います。

動きと照明の色の変化で惹き込むことができます。



4.舞台以外の花道や客席の通路を使用する

演劇の魅力は生ものであり、劇場にいる観客も同じ時間を過ごすことにあります。

舞台だけではなく客席の通路、花道から登場させることで観客を巻き込んだ演出を実現できます。


より一層、印象に残る作品を創ることができます。



5.コメディにする

より多くの学生の皆さんに楽しんでいただくためにシリアスよりもコメディをおススメします。

特に、高校生の皆さんが好むのはコメディであると思います。

理由は、私自身、演劇部時代にそう感じたことと、僕の作品の中でもコメディ作品の上演許可依頼が圧倒的に多いからです。



6.本編前にアイスブレイクを挟む

笑ってもらうためには観客の緊張をほぐす必要があります。

三谷幸喜さんの公演では観劇に際しての注意事項のアナウンスも1つのパフォーマンスとして確立しています。


冗談を交えながら、アイスブレイク(緊張ほぐし)を行うことで、本編をリラックスした状態で観ることができます。



7.パロディネタを入れる

先に述べたおとぎ話をベースにした台本にすることと関連しますが、例えばアニメの名セリフを入れてみたり、パロディネタは芸人のネタでもよく使用される手法の1つです。


笑いは「緊張と緩和」であるとはよく言われますが、既存のもの、既に知っているものを少し崩して生じる違和感が笑いに繋がります。



以上、学内向け公演が必ず成功する演出7つをご紹介させていただきました。

上記の手法を用いたことで「公演後にたくさんの人に声をかけてもらえた!」「笑ってもらえた!」というご評価もいただいております。

参考にしていただければ幸いです。


おわりっ!


みつむら


20 minutes~短編戯曲配信所~

東海地方を中心に活動しております、 脚本家みつむらが自身の作品を アップロードするためのページです。 戯曲の書き方についても、書いていきます。 全国の高校演劇部の皆様へ向けて 上演時間20分程度の短編戯曲をお届けします。

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