戯曲No.12 灰かぶり姫の憂鬱
登場人物:7人
[男:3人(内2人はセリフなし) / 女:4人 / どちらでも:0人]
上演時間:20~25分
ジャンル:コメディ ファンタジー
あらすじ:昔々あるところに、エラという物静かな少女がいた。暖炉掃除をする彼女が灰まみれであったことから、彼女は通称「灰まみれのエラ」、またの名を「シンデレラ」。そう家族から呼ばれていた。シンデレラは、継母とその連れ子である姉にいじめられていた。あるとき、城で舞踏会が開かれ、姉たちは着飾って出ていくが、シンデレラにはドレスがなかった。そんな舞踏会に行きたがるシンデレラの元に不思議な力を持った魔女が現れて…。
作品のポイント:とある高校演劇部の部員の学生様から執筆のご依頼をいただき、制作しました。執筆条件は3つ。1つ目は「上演時間30分以内」であること。2つ目は「人間関係に悩む友人を励ます内容にする」ということ。3つ目は「全校生徒が観劇するため、演劇初心者でも飽きない作品」であること。以上から、話の内容を理解してもらいやすい「童話」をベースにコメディテイストに仕上げました。男性教諭も役者として参加してもらいたいということで、セリフのない役で登場させています。あて書きのため、別のシチュエーションでは使いにくいかもしれません。ご使用の際は脚色していただいて構いません。
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